歯茎が腫れている・膿が出て痛い原因と治療法

歯茎がぶよぶよ腫れたり、膿が出る原因は?

歯茎がぶよぶよ腫れたり、膿が出る原因は?歯磨きのとき、お化粧のとき、ときどきで結構ですので、歯とともに歯茎の様子も鏡でチェックしてみてください。 健康な歯茎は、きれいな薄いピンク色をしており、引き締まっています。もし、歯茎が腫れている、あるいは膿が出て痛いという場合には、ミライノ歯科・矯正歯科にご相談ください。
歯茎の腫れ、膿の原因には、以下のようなものが考えられます。

歯周病

もっとも多いのが、歯周病です。歯周病菌によって歯周ポケットで炎症を起こしている状態です。放置すると、炎症が拡大して顎の骨を溶かしてしまい、最終的には歯の脱落に至ります。

歯の根っこの病巣

虫歯を長期間放置するなどして、根管から歯の根っこにまで炎症が広がっている状態です。膿が出て、強い口臭がすることもあります。適切な治療を行えば歯を残せる可能性もありますので、早急に歯科医院を受診してください。

歯の根の破折

交通事故やスポーツ中の衝突、転倒、あるいは歯ぎしり・食いしばりなどによって、歯の根が割れてしまっている状態です。治療により、割れたところを接着することが可能です。1日も早く、歯科医院を受診してください。

親知らずによる炎症

親知らずがまわりの組織を圧迫し、炎症を起こしている状態です。生えている親知らずでも、埋まっている親知らずでも、どちらでも起こり得ます。

口腔がん

頻度は少ないものの、口腔がんでも歯茎の腫れ、膿が生じることがあります。
口腔がんは比較的容易に発見できるがんですので、まずは歯科医院に相談してみてもよいでしょう。

歯茎の腫れ・膿が出たときの治療法

歯周病治療

専用の器具を使って歯面、歯間、歯周ポケットのプラーク、歯石を徹底的に除去するスケーリング・ルートプレーニング、セルフケアの指導を行います。
重度の場合には、歯茎を切開して歯周ポケットの奥深くに溜まったプラーク・歯石を除去します。

歯の根の治療

根管の洗浄・消毒ののち、薬剤を充填します(根管治療)。
場合によっては、歯根端切除術という、外科的な治療が必要になることもあります。

歯の根の破折部の接着

非抜歯のまま接着剤を流し込む方法と、一度抜歯して接着した上で再植するという方法があります。
自然にくっつくということはなく、放置していると歯を失うことになりますので、1日も早く受診してください。

親知らずの抜歯

親知らずを原因とした歯茎の腫れ、膿、あるいは痛みなどの症状がすでに現れている場合には、抜歯を行います。
こういった事態を避けるには、親知らずが生えている・埋まっているにかかわらず、20歳前後で一度親知らずの状態をチェックしてもらい、抜歯するか残すかを判断しておくことが大切です。

口腔がん治療

手術療法、化学療法、放射線療法などが行われます。
口腔がんを発見した・疑わしい場合には、提携している病院の口腔外科をご紹介します。

歯茎が腫れて痛い!歯科医院に行くまでに自分でできる対処法

歯茎が腫れて痛いけれど、すぐに受診できないということもあるかと思います。そういった場合には、以下のような応急処置が有効です。
ただし、その後痛みがひいても、必ず近日中に歯科医院を受診するようにしてください。

十分な休息・睡眠

抵抗力が低下すると、症状が強く現れます。
しっかりと休んでください。痛みで眠れない場合には、市販の痛み止めの内服が有効です。

頬の外側から冷やす

氷嚢、冷却シートなどで、患部を頬の外側から冷やします。歯茎を直接冷やす方法(氷を口に含む等)は逆効果になりますのでおやめください。

ノンアルコール系のマウスウォッシュの使用

マウスウォッシュで殺菌し、炎症を抑制します。
必ず、ノンアルコール系のものを使用してください。アルコールを含むものは、症状を悪化させることがあります。

痛み止めの内服

市販されている痛み止めの内服です。常用するものではありませんので、その点はご注意ください。

歯磨きをやめない

口腔内の細菌を減らし清潔を保つためにも、できる限り歯磨きは続けてください。
常温の水を使う、軟らかい歯ブラシを使うといったことで、刺激を和らげられます。

歯茎が腫れてから出血や膿が出た場合にやってはいけないこと

以下の行為は、症状を悪化させることがあります。

患部を押して膿を無理に出す

炎症が拡大したり、悪化したりするおそれがあります。
また、指や舌などでも触らないようにしてください。

長時間の入浴・飲酒・激しい運動

いずれも、血行がよくなる行為であり、腫れ・痛みが増大します。
サウナも同様です。

歯茎を歯ブラシでゴシゴシ擦る

痒いところをかくような感覚で、こういったことをしてしまうケースがあります。
悪化する一方ですので、絶対におやめください。